このフォログを始めてから、早一年が経とうとしています。最初はちゃんと続けられるかどうか全然自信がありませんでしたが、いろんな方々から更新を楽しみにしていると聞かされ、なんとか一年間トピックを見つけることができました。おかげさまで、私の30周年を記念するささやかな記録が残せたことと、あんなに苦手だった携帯の操作がちょっとだけうまくなったというメリットもありました。一番嬉しかったのは、皆さんから寄せられた温かいメッセージの数々です。全国のファンの方々とこのサイトを通じて触れ合えたことが何よりの喜びでした。
私のブログは今年いっぱいでいったん終わりますが、これからも活動の詳細を伝える場所として、ホームページを時々のぞいていただければ幸いです。本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
さて、来年は丑年。我が家にいるウシ(?)はいつもこんな感じでノンビリと寝そべっています。来年の私はツアーが続く達郎のサポートに回って応援しながら、また少しずつ自分や他の歌手の方々のための新しい曲作りを始めていこうと思っています。そしていつか近い将来、ライブで皆さんとお会いできることを切に願っています。世の中がどんどん暗くなっている今、音楽を通してできることを私なりに探して歌い続けていきたいと思います。これからも何とぞよろしくお願い申し上げます。皆さんにとって2009年が素敵な1年でありますように。どうぞ良いお年を!
Posted by 竹内まりや
「サンデーソングブック」の新春放談を録るために東京FMにいらっしゃった大滝詠一さんと久しぶりにお会いしました。今年の夏に還暦を迎えられた大滝ご夫妻をお祝いするために、録音終了後、奥様も交えた4人で以前からの約束だったお食事会に出かけ、面白いお話をたくさん聞かせていただきました。おみやげにいただいたおいしい産みたて卵がこちら。大滝さん&奥様、楽しい時間をありがとうございました。遅ればせながら、還暦まことにおめでとうございます!
Posted by 竹内まりや
いよいよ今日が、大阪フェスティバルホールでの最後の達郎ライブ。私にもこの場所にはいろんな思い出があり、取り壊されてしまうことがなんとも切ない気持ちです。ロビーの佇まいや照明、階段、壁の素材、外壁のレリーフからホールの天井、スペース配分、椅子、音響、楽屋などのすべてが素晴らしいフェスのような場所は、二度と作れないような気がします。本当にさみしい…。
リハーサル後、達郎を含むメンバー10人で記念写真を。今日は本番前から彼らもスタッフもみんな、いつもとは違う素敵な緊張感が漂い、このホールを名残惜しむ気持ちでいっぱいなのがわかります。皆さん、どうぞがんばって、楽しんで、最高のライブにして下さい!
達郎がシュガーベイブ時代から長きに渡って写真を撮り続けて下さっているカメラマンの菊地英二さん。私の「Expressions」のインナーフォトもすべて菊地さんの撮影です。歌っている時や仕事に集中している時でも、決して邪魔をせずこちらが全く気づかないうちに、思いもかけない表情をとらえて下さるのでいつもあとで驚いてしまいます。音楽の現場をどこまでも愛する、とても真摯なカメラマン。
この日の記念に達郎と一緒に。82年のお正月、彼の「For You」ライブの際、コーラス隊がスケジュールミスで来られなくなるというアクシデントがあり、私と大貫妙子さんとepoちゃんの3人で急遽このステージに立って歌ったこともありました。私自身が初めてフェスでコンサートをした日は、「ザ・ベストテン」出場1000人目の歌手として、テレビ中継でここから「不思議なピーチパイ」を歌わせていただきました。
たくさんの思い出がある大阪フェスティバルホール、長い間どうもありがとう。そして、さようなら。
Posted by 竹内まりや
北アルプスのパノラマを見渡す展望公園で自然食カフェを営んでいる友人から、今年もどっさりパンの贈り物がとどきました。私がセンチメンタルシティロマンスと共にバスでツアーをしていた頃からの友達で、彼女の手作りの天然酵母パンは我が家でも大好評のおいしさ!自然の中で、本当に人間らしい暮らしをしている人の、素朴で温かい気持ちが伝わってくる大好きなパンたちです。
Posted by 竹内まりや
本日は達郎の宇都宮ライブ。本番前にギョーザをしっかり食べて、今日も素敵なパフォーマンスを見せてくれました。楽屋でメンバーひとりひとりの写真を撮らせていただいたので、ぜひご紹介させて下さい。
ベースの伊藤広規さん。達郎と私の楽曲のほどんどのベースは彼の演奏によるもの。いつも明るく楽しくマイペース。ギャグネタ、替え歌、回文、おもしろ話の大得意なナイスキャラです。
ピアノとキーボードの難波弘之さん。達郎とのつき合いはもうかれこれ30年という長さ。SF作家の顔も持っている彼は、落語や鉄道マニアでもあり、幅広い趣味を持つプログレ熟年。
サックスの土岐英史さん。最年長メンバーのジャズマンは、いつもおしゃれで、楽屋でも大人っぽく微笑んでみんなを見守っっています。ミュージシャン土岐麻子さんは彼のお嬢様です。
サハリンこと、ギターの佐橋佳幸さん。今年めでたく松たか子さんとご結婚され、公私ともに充実の笑顔。みんなにさり気なく気配りをする人。「Paper Doll」のギター・ソロは熱いです!
コーラスの佐々木久美さん。達郎がバンマスなら、彼女はみんなが認める裏バンマス(笑)。ステージではソウルフルな歌声とダンスでバリバリの久美ちゃんも、素顔は優しい一児の母親。
コーラスの国分友里恵さん。敬虔なクリスチャンの友里恵ちゃんは、こうしてポップスを歌うのと並行して、教会で賛美歌を歌うこともずっと続けています。素顔は意外と天然系?とか。
コーラスのミタリンこと、三谷泰弘さん。スタレビ時代から彼の歌声に注目していた達郎が、声をかけたのがご縁の始まり。ソロプロジェクトのesq(エスク)でも、今全国ライブ中です。
今回から新規メンバーとしてセカンド・キーボード担当の柴田俊文さん。達郎も絶賛の渋いオルガン・ソロを聴かせてくれます。穏やかな性格で、もうすっかりみんなに溶け込んでいます。
もう一人の新規メンバーはドラマーの小笠原拓海くん。24才という年齢が信じられないほどの凄腕。達郎はまるで息子のような彼のことを「ドラム王子」と呼んでかわいがっています(笑)。
Posted by 竹内まりや